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社会福祉法人 共栄福祉会 障がい者支援施設 板屋学園 |
itaya gakuen |
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発達障がいとは、自閉症、学習障がい、注意欠陥多動性障がいなど、脳機能の発達に関係する障がいです。発達障がい
のある方は、人との関係づくりやコミュニケーションをうまくとれなかったりします。発達障がいがあるといっても、障
がいの種類や程度によっても違いますし、年齢や性格などによっても、一人ひとり現れ方は違います。生活の中で困難
なこと、苦手なことも一人ひとり違います。そのため、一人ひとりの特徴に配慮した支援を行なっています。私たちが
発達障がい者の方の支援をさせて頂く中でどのような配慮や対応を行なっているか、いくつか紹介したいと思います。
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発達障がいのある人は、他の人が簡単にできる事でも、上手くできないことがあります。できないことを指摘されること
が多くなると、「自分はだめだ」と落ち込んでしまったり、攻撃的になったりしてしまうことがあります。日常的に出来て
いるところを誉めていくことを心がけ、もし行動の修正が必要な場合は、どのようにすればもっと良くなるかを肯定的、
具体的に伝えていきます。
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発達障がいの人の中でも、自閉症などの広汎性発達障がいの特性をもっ
ている人の多くは言葉でのやりとりを苦手としている方が多く、視覚的に
伝える方が理解しやすいといわれています。その人が理解している言葉
に写真や絵などを添えると、理解がよりスムーズになることがあります。 |
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発達障がいを持っている方はあいまいな表現を理解するのが苦手です。言葉で説明するときは、短い文で、一つずつ順
を追って、具体的にすることなどを配慮していきます。話を理解しやすくなり、見通しがもてるようになります。
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自閉症の人たちの中には、人混みや大きな音、光などの刺激を苦手とする人が多くいます。そのような刺激による不快感
を大きくしないよう、出来る限り安心できる環境を作って対応しています。
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発達障がいのある人は、暗黙の了解や社会のルールが分からないことがあります。注意するだけでなく、具体的にどのよ
うにしたらよいかを教えていくようにしています。
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以上の事を心がけ、ありのままの姿を受け入れ、特性を理解しそれに合わせて環境や関わり方を工夫することにより、落
ち着いた生活が出来るようになると考えています。 |
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